新幹線に乗れる(経由に新幹線を明記する)硬券を発行している鉄道会社は、皆さんご存じのとおり岳南鉄道の他に大井川鉄道、北近畿タンゴ鉄道などがあります。今日は、大井川鐵道の乗車券をご紹介します。
駿河徳山駅発行の新横浜ゆき硬券です。

駿河徳山駅で、当初「新横浜まで」と言ったところ「ない」と返答されました。「横浜」ゆきならあると言われまして、確かに券箱には「横浜」と書いてあります。しかし、大井川鐵道はそもそもJR東日本と連絡運輸は行っていないと思うので「横浜ゆき」は発行できないと思います。とにかくも、無事入手できたわけですが、それほど発行実績が少ない券だといえます。これが裏面です。また、接続駅の金谷-新横浜間は営業キロベースで184.1kmであり、ぎりぎりで市内制度は適用されません。
以前、宇都宮線経由の都区内・りんかいフリーきっぷをご紹介しました。その際に、新幹線経由と区別するために、宇都宮線経由と明記したのではないかと推測しました。今回は、新幹線経由の都区内・りんかいフリーきっぷ、「新幹線都区内・りんかいフリーきっぷ」をご紹介します。

これが、ゆきの券です。都区内・りんかいフリーきっぷとフリー乗車区間や経路上での途中下車ができない点などなどは、全く同じです。唯一異なる点は、東京までの新幹線自由席にそのまま乗車できることです。経由に(東北新幹線)と入っています。こちらも、通常の乗車券では(新幹線)と表示されるだけですので、珍しいと思います。
さて、かえり券です。
宇都宮発の都区内・りんかいフリーきっぷは3,790円ですので、差額は4,800円です。つまり、都区内・りんかいフリーきっぷ+(宇都宮-東京新幹線自由席特急料金)×2であり、都区内・りんかいフリーきっぷと比較してこの切符のメリットは特急券を買う手間が省けると言うことだけです。ましてや、新幹線の利用が上野や大宮までの場合損をします。そのようなこともあったのか、本切符は発売中止となりました。
3月16日を最終営業日として無人化した岳南鉄道の比奈駅ですが、
以前ご紹介したとおり東京山手線内ゆきの硬券が設備されていました。
岳南鉄道のHPで4月28日から比奈駅に在庫があった硬券を発売する
というお知らせが出ました。早速行って購入してきましたが、その中でも
私が一番注目したのがこの券です。
吉原駅発行の東京山手線内ゆき現行券と似ていますが、よく見ると
ずいぶん違います。
1.地紋がPJRではなく、GNRがくなんてつどう。
2.□海マークが無い。
3.(岳南鉄道)の表記が左上。
GNR地紋と言うことはこの様式が一番新しいのでしょうか? 結局旧券
を使い終わる前に無人化したということだと思いますが、このような新券を
準備していたということは、他の駅も新様式の山手線内ゆきが既に在庫
されているということではないかと思って、今から楽しみにしています。
ちなみに、裏面は以下のように吉原駅設備の現行券と同じです。
阿武隈急行は福島と槻木を結ぶ第3セクターで、旧国鉄丸森線を継承した後、独自に延伸開業しました。切符的には、端末券と券売機券が中心となり、あまり面白くありません。しかし、現時点では端末が熱転写のため、感熱となってしまったマルス券と比べると収集意欲がわきます。残念ながら、入場券が発券できないのが痛いのですが、JRとの連絡運輸範囲が比較的広いため、新幹線に乗れる転写券を発行することができます。新幹線に関係する連絡運輸範囲は、福島県・宮城県内の東北本線と対応する新幹線駅+宇都宮・大宮・東京都区内です。
まずは、卸町発行の宇都宮行き端末券です。
「経由 福島」があるだけです。まあ、JR線内は東北線以外の選択肢はほぼありません。地紋はオリジナル地紋です。阿武隈急行の福島県内駅発行の端末券は、裏が白で自動改札には対応していません。
宮城県内の駅発行の端末券は、仙台地区に自動改札が導入されているため裏面が黒い磁気券となっています。そうなると、気になるのは新幹線の自動改札に対応しているかどうかです。さて、角田駅発行の東京都区内ゆきです。
ご覧の通り、新幹線自動改札に対応していました(^^)/。新幹線の乗れる民鉄端末券は以外と少なく、小田急のSR端末券、伊豆急行、伊豆箱根、箱根登山、IGRの盛岡接続あたりでしょうか(他にもあるかもしれません)。近鉄のJR長距離連絡乗車券は、端末で発行できるのでしょうか。転写券となると、阿武隈急行以外ではIGRの盛岡接続一ノ関だけではないでしょうか? しかも、「東京都区内」が発行できて[区]の標記がある券は結構貴重な気がします。
マルス券と比較すると、券種の表記が「普通乗車券」となっているところも補片の様で特徴かと思います。
昔、空港と鉄道は相容れない存在でした。鉄道と飛行機はライバル同士だったので、特に長距離路線を所有する国鉄は航空会社を目の敵にしていたと思います。今でも、新幹線は飛行機とバトルを繰り広げていますが、それでも空港への鉄道アクセスについては、鉄道側も長距離でのバトルは別として充実しています。
空港シリーズでは、そんな空港アクセス鉄道駅の切符を取り上げたいと思います。券売機券は、積極的に収集していないので、手売券や端末券を中心にします。
まずは、日本最大の羽田空港です。羽田空港は通称で、正式名称は東京国際空港ですが、成田空港ができてからメインは国内線ですね。国内線がメインでも乗客数6千万人を超える大空港です。鉄道アクセスは、昭和39年に東京モノレールが開通し、平成10年に京浜急行が羽田空港まで延伸して2路線体制となっています。
さて、古参の東京モノレールですが、第1ターミナルと第2ターミナルにそれぞれ「羽田空港第1ビル」「羽田空港第2ビル」と別々に駅を開設しています。それぞれの硬券入場券です。
年度末の多忙に紛れて、すっかり更新が滞っていました。毎日のように更新される方には脱帽です。これからも、ゆる~く行きますのでよろしくお願いします。
さて、新幹線に乗れるシリーズですが、民鉄補充式乗車券です(補片、補往と特別補充券も含めて、ここでは補充式乗車券としました)。新幹線に乗れる補片、補往や特別補充券を出す会社は結構あると思いますが、常用している会社は意外と少ないと思います。
大井川鐵道は、東京都区内までの連絡運輸が有り、硬券の都区内行きも設備されていますが、JRの接続駅である金谷から一駅の新金谷には都区内行きの硬券はありません。

このように、補充片道乗車券での発行となります。補片とはいえ、「東京都区内」も「新幹線経由」もゴム印があるところがいいですね。それなりに、発行実績があるのでしょう。
新金谷では、3年ほど前にも訪問して都区内行きを購入しようと思いましたが、「売れない」と敗退してしまいました。代わりに?近距離のJR連絡乗車券だけを記念に売ってもらいましたが、実乗の都区内行きは買えずじまい。雪辱戦を果たそうと思い、訪問したところあっさり発行してもらえました。思えば、前回は夜に行ったので、ダメだったのかしれません。本券を発行してもらったのは昼間でした。皆さんもご注意ください。
この券を発行してもらったついでに、小児補片、補往、小児補往も発行してもらいました。おまかせで、最安の場所をお願いしたところ六合で発行してもらいました。



うわさには聞いていましたが、小児券は古いですね~。補往は、この当時で未だに「2等」でした。この補充式乗車券は結構お気に入りの4枚です。裏が、また歴史を感じさせるのですが、これは次回に。。。