新幹線に乗れる民鉄補充式乗車券(その3)(富山地鉄)
富山地方鉄道はJRへの連絡運輸範囲が比較的広く設定されていることで有名です。
連絡運輸が設定されているのは、立山、宇奈月温泉、上市ですが、上市は常備券が
設備されていないため、JR連絡乗車券は補片か補往になるはずです。
補往は設備が無いようですが、補片は設備が残っているという情報がありますが、入手
には困難が伴うという話を良く見ました。
先日、富山に行く用事ができ、補片の入手を考えました。これまでの情報を考えた上に、
消費税増税に伴う運賃改定も考えて、相当な覚悟を持って望みました。
結果は。。。
無事、発券されました。
上市駅の窓口で、はじめに切符収集していることを告げて軟券入場券と
乗車券を購入しました。
その後、恐る恐る、「東京都区内行きの連絡乗車券は発券できますか。。」
と尋ねたところ、「時間がかかるけど、できるよ」とあっさり返答されました。
「経由は?」と聞かれて、「ほくほく線で」とお願いして発券にかかりました。
何と、改訂後の運賃に対応した主要駅までの連絡乗車券運賃表と有効日数
の表が設備されており、難なく発行されました。
東京都区内ゆきは、「ほくほく線経由」と「長岡経由」の二種類がちゃんと
記載されていました。
券面は、ご覧の通り昭和時代の古い券ですが、写真を撮った後に「平成」に
訂正してもらいました。
「東京都区内」のゴム印が設備されており、状態も結構良いのがうれしい
限りです。越後湯沢の乗り換え改札では券面を見て固まってましたが。。。
※連絡運輸範囲設定について間違った表現がありましたので、訂正しました(9/27)