企画券

2012年5月 5日 (土)

東北新幹線経由(新幹線都区内・りんかいフリーきっぷ)

以前、宇都宮線経由の都区内・りんかいフリーきっぷをご紹介しました。その際に、新幹線経由と区別するために、宇都宮線経由と明記したのではないかと推測しました。今回は、新幹線経由の都区内・りんかいフリーきっぷ、「新幹線都区内・りんかいフリーきっぷ」をご紹介します。

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これが、ゆきの券です。都区内・りんかいフリーきっぷとフリー乗車区間や経路上での途中下車ができない点などなどは、全く同じです。唯一異なる点は、東京までの新幹線自由席にそのまま乗車できることです。経由に(東北新幹線)と入っています。こちらも、通常の乗車券では(新幹線)と表示されるだけですので、珍しいと思います。

さて、かえり券です。

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宇都宮発の都区内・りんかいフリーきっぷは3,790円ですので、差額は4,800円です。つまり、都区内・りんかいフリーきっぷ+(宇都宮-東京新幹線自由席特急料金)×2であり、都区内・りんかいフリーきっぷと比較してこの切符のメリットは特急券を買う手間が省けると言うことだけです。ましてや、新幹線の利用が上野や大宮までの場合損をします。そのようなこともあったのか、本切符は発売中止となりました。

2012年1月20日 (金)

宇都宮線経由(都区内・りんかいフリー)

精算所に硬券が掲示してある久喜駅は東北本線の駅です。東北本線上野~黒磯間は宇都宮線と愛称が付いています。通常の乗車券では、経由は(東北)または(東北本線)となります。

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↑は「都区内・りんかいフリーきっぷ」のゆき券です。

帰り券は
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となっており、いずれも(宇都宮線経由)と明記してあります。経路上で途中下車ができないので、特に特定する必要は無いかと思いますし、かえり券をご覧いただけると分かるとおり、特急券を買うと東北新幹線にも乗車することができます。これは、以前発売していた特急券込みの都区内りんかいフリーきっぷと区別するために明記したものと思いますが、愛称である宇都宮線の名前が経由に出てくるのはめずらしいと思います。

ちなみの、都区内・りんかいフリーきっぷはおおむね東京往復運賃+10円で発売しており、単純往復以外ではかなりお得です。特に、運賃が高いりんかい線に乗れるメリットは大きく、りんかい線の硬券入場券収集時には大変役に立ちました。